新しい同居者がやってきた!
今日から僕の家に、新しい同居者がやってきました。
それは、なんと”粘液”です。
え、どういうことって?という話ですよね。
実は、最近、化学実験の際に、なんとなく手違いで、粘液の中に触れてしまい、それが原因で僕の手がなんだか変な感じになってしまったんです。
そして、それが次第に大きくなって、とうとう今日に至った次第です。
まず、最初に驚いたのは言うまでもありません。
誰もがそうでしょう。
そんなことってあるの?あり得るの?って。
そりゃそうですよね。
だって、粘液って、動いたりするものではないし、ましてや、家に住むものでもないですもんね。
でも、事実なんです。
僕の家では、粘液が、なんだか意思を持って住み着いてしまっているわけです。
しかし、ひとまず、これからは、それがどんなものなのかを知っていくことにしました。
とりあえず、名前を付けることにしました。
僕は、それを”ミズク”って名前をつけてみました。
“ミズク”、っていうのは、水の中にいるクリーチャーのイメージで、なんだか気持ち悪い感じと愛くるしい感じが入り混じっているところを見て、それにちなんで名付けました。
粘液、というと、なんだかとっつきにくいですもんね。
でも、名前を付けたら、なんだか親しみを感じるような気がするんです。
もちろん、それでもなお、驚いたり、不安を感じたりはしますが、それ以上に、なんだか楽しさも感じながら、ミズクと過ごせたらいいなあとも思っています。
さて、ミズクは、とりあえずどこにでも行き来できるわけではなさそうです。
なんだか、粘液らしく、表面に近いところをゆっくりと動いている感じです。
どこかの隙間とか、床と壁の間などに滑り込むことが多いような気がします。
それで、たまに、気づかないでミズクに足を触れてしまったりすることがあるんですよね。
不思議な気持ちがするとともに、なんだか緊張もしてしまいます。
でも、まあ、そういうこともいい思い出になればいいかなって思っています。
とにかく、今後のミズクとの暮らしにはもう少し慣れていきたいなあと思っています。
これからが、ますます楽しみです!
粘液生命体による誘惑!?ユージの奇妙な同居生活
藤原ユージは、今までツイていない人生を送ってきた。
子供のころは、割ってもいない花瓶のことで責められたり、同僚のミスで会社を首になったりもしていた。
そして最近では、バイト先のコンビニで他人が起こしたミスを年下の女の子である高宮から責められていた。
そんなユージは、気分が落ち込んだまま帰宅すると、見知らぬ女の子が出迎えてくれた。
戸惑うユージを前に、その女の子は正体を明かす。
それは3ヵ月前から一緒に暮らしている粘液生命体であった。
人の言葉を話し、姿を変えられる不思議な生物は、ユージに好意を抱いていた。
しかし、ユージはその粘液生命体の好意に対してそっけない態度をとっていた。
そんな中、粘液生命体は、ユージの気を引こうとして、バイト先の同僚である高宮の姿に変身し、ユージを誘惑してくるのであった。
ユージはますます困惑し、粘液生命体との奇妙な同居生活が始まった。
一体、ユージはこの異世界的な状況からどう抜け出すことができるのか?果たしてユージと粘液生命体の奇妙な絆はどうなってしまうのか?気になる続きは、次回の展開をお楽しみに!。
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62knbm00009 同居する粘液 第1話日常の中の非日常