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女性教師と高校生~あの日の出来事(第八章)

こうして結ばれた二人だが、次に体を交えたのは、これもやはり夏休みだった。

キスとは違い、セックスとなると、ホテルか隠れ家でもないと出来ない。
だが、教師と生徒がそんなところに出入りすることなど出来る訳が無い。

そこで弥生が考え出したのが、「古文研究会 夏合宿」だった。勿論、「古文研究会」とは弥生と浩介だけの自主勉強会だから、夏合宿などあり得ないが、「高原での二泊三日の勉強合宿」と弥生がペーパーを作り、親を安心させて、二人だけで伊豆高原の貸別荘に出掛けた。

日程では毎日勉強することになっていたが、別荘に入れば、セックスしかない。

朝、待ち合わせの駅で会った時から興奮状態になっていたので、昼過ぎに別荘に着くと、鍵を掛けるのも、もどかしく、直ぐに抱き合っていた。

「お風呂、入ろうか」
「うん」

二人は脱衣所で服を脱いだが、互いの体をちゃんと見るのは初めてだった。

修学旅行の時は、夢中で抱き合っていたので、全身をよく見てはいなかった。浩介は若いから、当然に体はきれいだ。

「浩介、あんまり見ないで」と弥生は胸と下腹部を手で隠したが、「だめだよ」と浩介に言われ、顔を赤らめながらも、その手をどかした。

「きれいだ」
「恥かしい」

もうすぐ42歳になるから、肌のつやも張りも衰えがあるが、規則正しい生活をしているので、同年代よりも遙かにきれいだ。下腹部は贅肉がついてふっくらとしているが、それは返って艶めかしい。

「弥生さん」
「はい」

浩介も「先生」などと他人行儀な言い方はしない。

「好きだよ」
「ありがとう」

手を繋いで湯船に入ったが、もう待ちきれない。

唇を合わせながら、浩介が乳房を揉み出すと、弥生の口から「あ~ん……」と甘い喘ぎが漏れ、浩介のペニスは既に行き場を求めて硬くなっているが、それは弥生も同じ。「はあ、はあ、浩介……ここ、ここよ」と彼の手を股間に導くと、そこも既にヌルヌルになっていた。

場所はどこでもいい。

湯船の縁にもたれる弥生の体を浩介が抱え、ペニスを割れ目に合わせて抱き寄せると、ペニスが膣に入り、二人は一つになった。

「あ、ああ、弥生さん……」
「こ、浩介……」

長持ちはしないが、浩介に抱かれた弥生は満たされた顔をしていた。

高原の空気はひんやりとして、体の疲れを癒し、力を蘇らせてくれる。

二泊三日の滞在期間の間、浩介と弥生は食事を取る時以外は抱き合って過ごした。昼夜問わず、体が欲しくなった方の求めに応じ、体を交え合い、何度も浩介は射精し、弥生はそれを全て膣で受け止めた。

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